ガーゼのケットが、アルマーニ・バージョンの【一生モノ】に。 カタログハウス「ガーゼのケット」

まとめ

縁取りテープをアルマーニにして、生まれ変わったガーゼのケット

2012年に買ったカタログハウスの夏用のガーゼのケット。

4月から11月くらいまで、毎年使っているので、縁取りのテープが擦り切れてきた。

カタログハウスのガーゼのケットをアルマーニにお直し

ガーゼケットの本体はほぼ無傷。だから、

2021年夏、バイヤステープを作って、フチを取り替えた。

新しいバイヤステープは、アルマーニの元ワイシャツ。

キリっとさわやかなガーゼのケットに変身したので、まだしばらく使えそう。

10年目にして生まれ変わって、今のところ【一生モノ】。

カタログハウスのガーゼのケットをアルマーニにお直し

このガーゼのケット、我が家は5枚も買っている。

うちのガーゼのケット。

商品名:ガーゼのケット 
販売:カタログハウス 
製造:ロフテー

2012年7月 夏用ブルー 7,020円 2枚 
2013年10月 秋冬用ベージュ 10,290円 2枚
2014年5月 夏用ベージュ 7,020円 1枚 

今回、フチが傷んだのは、2012年に買った夏用の一枚。

なんでここまで使い込んだのか、その理由は、

汗ばんでもさらっとしている、

軽いのにエアコンの風があたっても冷たくならない、

洗っても、数時間で乾くので洗い替えがいらない

ブルーグレーの落ち着いた色合いが、寝室に合う、

たたむとこじんまりと小さいし、軽い、

と、まあ、夏用の肌掛けとして、使い心地が良かったから。

だから、秋冬用を買い足して、さらにまた夏用も買い足した。

このガーゼのケットは、2021年の夏で10回目の夏だけど、フチ以外はしっかりしている。

フチのテープが傷んだので買い換えようかな、と考えたが、

気がついたときには、すでにこの商品は販売終了。

うちでお直しされる運命だったのかな。

カタログハウスで販売は終了しているけど、この商品の情報が載っているページをメモ。

「20年連続夏寝具売上第1位」の理由は、「麻入り」と「5枚重ね」の涼しさ。

ガーゼのケットの補修の記録 2021年夏

補修の記録をしておきます。

まず、ガーゼのケットの裂けてきたフチをとる。

ひたすら、リッパーでミシンの糸を切っていくのは、結構大変だった。

こんなリッパーなら、楽しく作業できそうなんだけど。

普通のリッパーで黙々と外したフチはこちら。

カタログハウスのガーゼのケットをアルマーニにお直し


フチをとっても、5枚のガーゼがしっかり縫い合わされている。このまま使用してもよさそうなくらい。

カタログハウスのガーゼのケットをアルマーニにお直し

次に、新しいテープで縁取りをする作業の開始。

好きな布をフチのテープに使いたくて、

アルマーニのワイシャツをバイアステープ加工した。もう着てないシャツだから、ね。

このオリジナルでバイアステープを作る工程が、一番大変だった。

ところが、最初から縁取り用にできているバイアステープがあることを、後で知りました。

こんな市販のパイピングテープを使えば、一番早いでしょう。

まあ、好きな布を使うためには、と思って、

ワイシャツの見頃とかをバイアスに切って、縫い合わせて、

縫い代を折ってアイロンで整える。

バイアステープの幅が一定にならなくて、縫い代がはみ出ていて再度縫い直したり。

なかなかの作業になりました、ガーゼのケットのリニューアル。

できあがりました。

カタログハウスのガーゼのケットをアルマーニにお直し

市販の縁取り用バイアステープを使えば、3時間位で終わったかも。

わたしは、おそらくテープ作成を含めて全部で6時間くらいかかった。

とはいえ、努力の甲斐があり、

大満足のガーゼのケット「アルマーニ・バージョン」が完成した。

「好きなワイシャツだったから愛着がわく」って、元ワイシャツの持ち主は言ってくれました。

また数年、夏のおともに活躍してくれることでしょう。

バイアステープを外すときに、本体をよくよく見ていたら、

本体も薄くなっているところがあります。さすが10年物。

いたわって使いながら、次世代の検討も必要かな。

そのために、このお気に入りのガーゼのケットの特徴をメモメモ。

このガーゼのケット、どうしてこんなに良かったのかな

「メーカーのロフテーさんの国内工場で製造できる枚数が年々減っていて、まとまった在庫数を確保できるのが今回分までとなってしまった」ことがカタログハウスの販売中止の理由だそうです。

シングル 寸法 210×140cm、約880g 

素材 表・内側:綿100%、肌側:縦糸 綿100%/横糸 綿70%・麻30%

洗濯方法 洗濯機で弱水流ネット洗い。

製造国  日本

ガーゼが涼しい理由は、「汗をすぐ発散させるサラサラ性」と「熱をこもらせない通気性」で、その涼しいガーゼを「寝汗をどんどん吸い取ってくれる夏用ケット」にした元祖が本品です。つくっているのは快眠の研究に力を注いでいる寝具の老舗、ロフテー(1928年創業)。

織り…糸は一般的な医療用ガーゼと同じ40番手ですが、なめらかな肌触りをつくるため、縦糸と横糸の打ち込み数は医療用ガーゼより約2倍多い98本で織り上げてあります。

5枚合せ縫い…洗濯をくり返すうちにヨレたり裂けたりしないように、5枚のガーゼを6本の縦ステッチ(シングル)だけで縫い留めてあります。

薄いガーゼを5枚重ねてふちはしっかりかがり、あとはところどころ軽く縫い合せてあるだけなので、風を通して汗のムレをスーッと逃してくれます。

肌側のガーゼには、横糸に麻を30%混紡しているので、汗をかいてもサラサラの感触がつづきます。 一方で、明け方に気温が下がってきたときは、5枚重ねの間に体温がほどよくたまって寝冷えを防いでくれます。

本品のガーゼはさらし(漂白)が非塩素の過酸化水素漂白です。ロフテーでは綿糸にふくまれる天然油分が適度に残るように微調整して、風合い(肌触り)もスチームをじっくり当てるだけでつくるので、仕上げに柔軟剤を一切使わないですむのです。だから肌触りはふんわり柔らか。

本品のガーゼは、生地の柔らかさを優先して糊を使っていないため、5枚重ねた状態でズレやシワが出ないように縫い合せていくのには、とても高い技術がいります。

洗濯機で弱水流ネット洗い。ガーゼですからすぐ乾きますし、洗濯をくり返してもガーゼ特有の柔らかい風合いは変りません。

https://www.cataloghouse.co.jp/bedding/futon/1101340.html

こだわりポイントがたくさんある、このガーゼのケットでした。

今回再生して、一層愛着もわいて、2022年もまだまだ使い続けます。

いまのところ、【一生モノ】のガーゼのケット。

さてと、ガーゼの枚数が近いのは↓こんな感じかな。

一生モノ
気がつくと、30年前に買ったものがまだ現役だったり。

今、手に入れようとしているものは、一生つかうことになるかもしれない。

結果が出るのはずっと先かもしれない、今の選択。 

日々の暮らしの80%が、一生モノになれば、もっと楽に、楽しくなるかも。

残りの20%も、トライ&エラーの楽しみ。

そう思って、わたしの一生モノ探しを書き溜めています。

100年続くかもしれない日々を、一生モノで埋め尽くそう。

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まとめ